Systems Architect

Information Technologyのソフトウェア市場はプロダクトとサービスに大別され、また製品やサービスの形態によって細分化されて分析の対象となります。プロダクトについて言えば、アプリケーションとツール、プラットフォームといった分類のもとに、機能・用途別の小分類があります。これらはある時点での技術/市場のスナップショットであり、シェアを確認し、短期的なポリシーを決定する際の枠組みを提供してくれます。

しかし、生物の系統樹と異なり、ソフトウェアにおいては、新しいカテゴリーが生まれて境界線は3年もすれば変動してしまうので、戦略を考える際には別の枠組みが必要になります。とくに現在のようにソフトウェアの構成が複雑化し、それによって開発スタイルや技術的構成が変化している時代には、実装技術を前提とした従来の枠組みではフォローできません。

当社では、実現=実装技術だけに拘泥することなく、ユーザーの問題解決のためのシステムとしてのITと、それに対応する製品=サービス系としてのITという2つの重なりの中にITを捉え、実装に依存しないモデリング環境をコアとする6つの階層にソフトウェアを分割して分析の対象とします。

  • アプリケーションのライフサイクル管理環境
  • プラットフォーム(プログラミング環境)
  • ユーティリティ・アプリケーション(データベース、メーラー等汎用的アプリケーション)
  • マネジメント・アプリケーション(ERP、CRMなど経営手法を組込んだ統合アプリケーション)
  • ドメイン・アプリケーション(特定産業・用途アプリケーション)
  • エンドユーザー・アプリケーション