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レポート
[ 日本初のレポート ]
モデル駆動組込み標準
 
第5期第5回 MDAテクノロジー・フォーラム(MTF) - MDA4ET :プログラム


9:45-9:55
開催のご挨拶
鎌田 博樹
 オブジェクトテクノロジー研究所(OMG日本代表)
9:55-10:40
Keynote
「組込みソフトウェアをめぐる現状と問題点-今何が必要か、なぜモデル駆動か」
組込みソフトウェア技術において、モデル駆動アプローチの有効性は日本でもようやく認められつつある。「モデル駆動」は新しいパラダイムとも言えるが、基本的には伝統的な工学手法のソフトウェアへの適用で、また個々の技術者で完結するものではないだけに、総合的かつ息の長い取組みを考える必要がある。本講演では、組込みソフトウェア技術をめぐって、1) 現状と問題点、2) 従来努力の延長としてのMD、飛躍としてのMD、3) コアメンバーの発見とチームの育成、などについて述べる。また、UMLおよびモデル駆動普及のためのイニシアティブを紹介する。
二上 貴夫
 (株)東陽テクニカ
ソフトウェア・システム研究部
10:50-12:00
「組込み開発環境における要求駆動型開発の実践」
分散化、複雑化が進む今日の組込みソフトウェアの開発環境において、要求事項を明確化し、要件をベースとした開発を行うことによりトレーサビリティを確保し、抜け・漏れをなくしていくための要求駆動型開発が注目されている。本講演では、組込みソフトウェア開発の現状、組込み開発ライフサイクルにおける要件管理の重要性や具体的な方法を説明し、要件管理とモデリング(要件図)の連携についても詳しく解説する。
新井 一成
 日本テレロジック(株)
技術部
13:00-14:10
「"ソフトウェアファクトリーズ"入門 - 組込みシステム開発への適用」
現代の組込みソフトウェア開発では、開発対象が大規模化・複雑化する一方で、短納期化、コスト削減が求められ、慢性的な人手不足や品質問題が多発している。モデル駆動型開発を活用するためには、開発ライフサイクル全般を視野に入れた戦略的な取り組みが必要であろう。本セッションでは、マイクロソフトが提唱する次世代開発基盤技術である“ソフトウェアファクトリーズ”の概要と、組込みソフトウェア開発への適用に向けた基本的な考え方、及び、現在進行中の取り組みについて紹介する。
太田 寛
マイクロソフト(株)
デベロッパー&プラットフォーム統括本部
パートナーテクノロジー推進本部
エンベッデッドエバンジェリスト マネージャ
14:25-15:35
「モデル駆動開発適用の効果と課題」
組込みソフトウェアは年々大規模化、複雑化が進み、その開発生産性や設計品質の向上が求められている。このような背景から統一モデリング言語(UML)を利用して対象とするソフトウェアをモデル化し、さらにソースコードの自動生成までを行うモデル駆動開発(MDD)が注目されている。本セッションでは、IBMのモデル駆動開発(MDD)ソリューションのひとつであるRational Rose Techinical Developerを用いた組込みソフトウェア開発の手法や実際の組込みソフトウェア開発を通じ、モデル駆動開発適用によって得られた効果や今後の課題について紹介する。
大谷 宗孝
日本アイ・ビー・エム(株)
開発製造 R&D イノベーション・サービス
開発&エンジニアリングサービス
アドバイザリーソフトウェアエンジニア / テクニカルマスター
15:50-17:00
パネルディスカッション「組込み開発・管理におけるモデル駆動への挑戦」
組込みソフトウェアは、きわめて短期間に産業、社会の中心的技術へと成長してきたものの、それを支える体制はきわめて脆弱である。モデル駆動というパラダイムは、ソフトウェアを工学的管理のもとに発展させることにより、品質と生産性における課題を解決しようという改良的アプローチであると考えられるが、様々なステークホルダー、開発主体が絡み、また方法論や標準、ツールも十分に成熟してはいない中で、この移行を達成するのは容易なことではない。本パネルでは、モデル駆動を進めていく上での問題を、主に3つに絞って議論したい。
  • 1. どこから手を付けたらよいか?: アプリケーションライフサイクルの中で、とりあえず何から手をつけたらよいか。どんなプロジェクトから適用していくのがよいのか。
  • 2. 開発環境はどこまできたか?: ライフサイクル支援環境、システムエンジニアリング支援環境はどこまで進化したか。2年前、現在、2年後でどんな変化があるか。開発者はどのように対応したらよいか。
  • 3. キーパーソンは誰か?: 組込みアーキテクト、システムエンジニア、テスター、プロジェクトマネジャーなど、MDDにおいて大きな役割を果たすステークホルダーとその役割、育成方法について。
パネリスト:二上 貴夫 (東陽テクニカ)
新井 一成(日本テレロジック)
太田 寛(マイクロソフト)
大谷 宗孝 (日本アイ・ビー・エム)
モデレーター:鎌田 博樹(オブジェクトテクノロジー研究所)
※ プログラム内容は変更される場合もございます。