OMG の技術普及プログラム

オープンな標準技術を普及促進するために、OMG では様々なプロジェクトやプログラムを行っています。これらは、プロジェクトごとに企業とパートナー契約を締結して実施されています。

1. プロジェクト

GRC-RT (The Governance, Risk Management and Compliance Roundtable)
─ 企業統治・リスク管理・法令遵守 (GRC)ラウンドテーブル

企業統治・リスク管理・法令遵守ラウンドテーブル (GRC-RT)は、エンドユーザー、サービスプロバイダー、テクノロジーベンダーによるオープンなコミュニティで、GRCの専門家のために、標準に基づく情報源を構築・提供することを目的としています。これらの情報資産により、エンドユーザーは社内のGRCプログラムを改善し、ベンダーは商用GRCサービスを充実させることができます。

現在 会員向けにGRC-RTが取り組んでいるプロジェクトと独自の情報資産は、グローバル・ルール情報データベース(GRC-GRID、あるいはGRID)です。GRIDは、ITにおける対応を必要とするルール、規制、標準、行政指針文書と全世界の規制動向調査のオープンなデータベースです。* GRID: Global Rules Information Database

「規制に対応しないことによる危険、そしてGRCに関連した経営破綻は急増する傾向にあり、多くの企業では経営に対するリスクベースのアプローチを採用しています。GRC-RTに参加することは、クライアントや株主、当局に対して GRCの“ベストプラクティス”に積極的に取組んでいる証明にもなり、会員企業は GRCに関連したリスクを減らすことができます。」By エイドリアン・ボウルズ、Ph.D. (GRC-RTプログラム・ディレクター)

GRC-RT参加要領

GRC-RTの独自性:オープンなGRCデータベース
GRC-RTは、全世界の公的・私的機関から企業統治・リスク管理・法令遵守に関する情報を収集する非営利団体です。GRC-RTは、会員がこの情報を利用し、独自の情報を追加することができるツールとしてGRC-GRIDを構築しました。これは既存のサービスと競合するものではなく、独自のフレームワークを推進するものではありません。私たちはオープンであり、同じようなコンテンツを提供または利用している団体と協力することを切望しています。

GRC-RT会員のメリット
貴社がGRCをサポートするIT製品やサービスのエンドユーザー、ベンダーのいずれであっても、GRC-RT には十分に参加する価値があります。会員には以下が提供されます。

  • モデレートされたコミュニティ:会員は、オンライン・フォーラムや、世界各地で開催されるライブイベントを含む貴重な情報を通じて、GRCにおける最先端の知性や知的所有権に触れることができます。
  • 声:GRC-RTとその会員は、リサーチの成果をウェビナー、ホワイトペーパー、イベントなどを通じて情報発信し、社会を啓蒙するとともに会員の経験を政府の再策に反映させていきます。
  • 独自の情報源:GRC-RTは、GRCのルール、規則、標準、行政指針文書などのオープンデータベースで、世界の規制動向の調査も行う Global Rules Information Database (GRC-GRID) を開発しています。GRC-GRIDは、多大な費用とリスクを負担しつつ、事業活動を制約する無数のルールを見極め、対処することを迫られている多国籍企業を支援するものです。

GRC-RTの会員
参加者 (Participants):GRC-RTの参加企業は、GRC-RTの趣旨と方針に賛同する大小の企業から構成されます。コミュニティに参加し、独自の情報源を利用し、GRC-RTの要望、提言を社会に反映させていきます。

協賛企業 (Sponsors):
協賛企業は、GRC ITの大規模なユーザーで複雑な法令義務を課され、上述した会員の利点を利用するとともに、進行中のGRC-GRIDの開発に参加し、その情報を社内で複製利用するメンバーです。GRC IT製品やサービスのベンダーで、この分野のリーダーとして訴求してGRIDを利用した商用製品を開発する企業などが含まれます。

GRC-RT会員の特典についてはこちらへ
参加申し込みはこちらへ


GRC-GRID (The Governance, Risk Management and Compliance Global Rules Information Database)
GRC-RTの作業プロジェクトとして推進されているのがGRC-GRIDで、ITでの対応を必要とする世界各国の法令、規則、標準、行政指導文書やそれらに関するサーベイに関するオープン・データベース構築を意図しています。GRC-GRIDは、国別・分野別に検索できるようになっており、GRC-RTベンダー・ディレクトリにリンクして、ソリューションを探すユーザーのニーズに応えるものとなります。GRC-GRIDの構築には、膨大なコストと時間がかかることが容易に想像できますが、本プロジェクトでは、ボランティアによる情報提供を組織化することによって、この難題を達成しようとしています。なお、GRC-RTスポンサーも募集しています。GRC-GRIDのベータ版は、こちらからお試しいただけます。

<参考情報>


2. OMG 認定技術者資格プログラム

オープンな標準技術を世界的に普及させるため、OMGでは日本の(株)UML教育研究所と提携して、OMGが認定する技術者資格試験プログラムを開発・実施しています。日本語でのお問合せはこちら


OCUP (OMG-Certified UML Professional)
アプリケーション開発に不可欠なUMLの知識を、OMGが世界統一基準で認定する資格認定プログラムで、次の3つのレベルがあります。世界130ヵ国以上で受験が可能で、日本では日本語で受験が可能です。

  • OMG認定UML技術者資格試験 ファンダメンタル
  • OMG認定UML技術者資格試験 インターメディエイト
  • OMG認定UML技術者資格試験 アドバンスト
http://www.umlcert.org/ocup/index.html


OCRES (OMG-Certified Real-time and Embedded Specialist Program)
組込みシステムの開発に従事する世界のアーキテクト・開発者・プログラマーを対象とした資格試験として、2006年12月に開始されました。OCUPファンダメンタル資格者を対象としており、次の2つのレベルがあります。

  • OMG認定組込み技術者資格試験 インターメディエイト
  • OMG認定組込み技術者資格試験 アドバンスト
http://www.umlcert.org/ocres/index.html


OCEB (OMG Certified Expert in BPM)
BPM標準を使っているビジネスアナリスト、アーキテクト、ソフトウェア設計者を対象とした資格試験として、2008年10月に開始されました。

  • OCEB資格試験 Fundamental (初級)
  • OCEB資格試験 Business Track (中級)
  • OCEB資格試験 Business Track (上級)
  • OCEB資格試験 Technical Track (中級)
  • OCEB資格試験 Technical Track (上級)
http://www.omg.org/oceb/