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OTI/OMG ニュース

[No.6, 5/7/2007]

1. 『SysMLとシステム工学支援環境の動向』詳細公開!申込受付中
■ 本文、結論部分より抜粋
1. SysMLは、システムのライフサイクルの初期段階における、1)オペレーションの正確な予測、2)拡張性の確保、3)コスト低減=時間短縮、および、4)迅速な統合を目ざすシステム工学の努力の延長上にあり、同時にマイルストーンとなるものである。
2. SysMLは大規模な組込み/リアルタイムシステム機器を中心としたプロジェクトのための標準化のニーズから生まれたが規模を問わず幅広く適用できる。
3. SysMLは、システムが全体として実現すべきものを正確にモデル化し、検証可能にすることにより、システム工学と他の工学諸分野を協調させる。
4. SysMLは、モデル駆動エンジニアリング(MDE)を支えるOMGのMDA体系に位置づけられ、組込み/リアルタイム標準を含むソフトウェアモデリング標準、あるいは様々なエンジニアリング分野の標準と協調可能である。
5. SysMLは、アーキテクチャ・モデル、コンポネント・モデルなどを表現する言語と連携することによって大規模・複雑かつ高度な安全性が求められる分野で標準的に使用されていくことになる。
6. SysMLは2006年に正式な標準となったが、すでに多くの分野で使われており、安価なツールによるサポートも得られるという点で実用段階にあると考えるべきである。
7. SysMLは、システム工学の高度化を目指す欧米の国家プロジェクトの一環で生まれた。航空・宇宙・国防分野での実証・実用を経て、自動車やロボット、家電などの民生システムに展開しようとしている。
8. MDEはソフトウェアとハードウェア、マネジメントの融合環境であり、変化に対応する技術である。技術的環境、経営的環境が急速に変動化する中で、MDEは企業や国家の競争力の根幹をなすものと考えられる。
9. 日本の産業界は、業界の枠を超えた製造業のイニシアティブのもとに、SysMLを含むMDEパラダイムへの対応を急ぐ必要がある。

2. 【第6期 第1回 MDAテクノロジーフォーラム 開催迫る】
SOAやハイブイリッドシステム開発など、テスティングへのニーズが高度化する中で、品質と生産性を保証するテストはどう進化すべきか。本セミナーは、プロジェクト管理者、アーキテクト、テスト配備担当者、組込み技術者、技術企画/研究担当者などを対象に、モデル駆動開発(MDD)にからむテストの技術や問題を手法やレベルごとに総括的に整理していただくことを目標としています。皆様どうぞ奮ってご参加ください。

3. 次回OMGテクニカルミーティング(ブリュッセル/6月25日〜29日)、同時開催イベントのお知らせ
■ 金融TFセミナー:金融決済標準の現状と将来
オープンな金融決済標準の現状と動向を明らかにし、金融サービス業界はどうすればモデルベースの決済標準を有効に利用できるかを議論する。
6月27日(水)
09:10-10:00
「小売決済の標準」
ジョセフ・ブガイスキー、Visaインターナショナル社 グローバル標準技術担当副社長
フィリップ・ド・シュミット、Visaインターナショナル社 チーフ・データアーキテクト
10:20-11:10
「卸売決済の標準」
 フランク・ヴァンダム SWIFT シニア・マネージャー
11:10-12:00
「ISO20022 (UNIFI):Eコマースのためのモデル駆動標準」
 デーヴィッド・フランケル、SAPラボラトリー モデル駆動システム担当 標準アーキテクト
14:00-14:30
「金融サービスのためのビジネスプロセス参照モデル」
 ジョセフ・ブガイスキー、Visaインターナショナル社 グローバル標準技術担当副社 14:30-15:00
「OMGのメッセージ変換モデル標準の提案」
 マーク・フィッシャー、ファイアスター・ソフトウェア社CTO
15:15-15-25
 ISO 20022用OMG-XMIプロファイル提案仕様
 デーヴィッド・フランケル、SAPラボラトリー モデル駆動システム担当 標準アーキテクト
15:25-15:55
「銀行のITサービスの標準化」
 オリヴァー・キング、SAP社 銀行担当 プロジェクト・リードIVN
15:55-16:45
パネル「決済標準の将来」
 モデレータ:リチャード・ソーリー(OMG会長)

■ロボティクスTFセミナー
6月25日(月) 13:00-18:00
13:10-13:40
基調講演「ヨーロッパにおける標準化活動」
 アーウィン・プラスラー、RoSTAロボット計画
13:40-14:10
「ロボット技術における標準化の必要性」
 横町政芳、NEDO機械システム技術開発部プロジェクトコーディネーター
14:10-14:40
「ロボティクスTFとロボティクス技術15:コンポーネント(RTC)仕様の紹介
 リック・ウォレン、リアルタイムイノベーションズ社 リードエンジニア
14:40-15:10
「RTミドルウェア」AIST
15:40-16:10
 基調講演(タイトル未定)
 スーハン・リー、韓国ISRC (Intelligent Systems Research Center)ディレクター
16:10-16:40
「URCの経験」
 韓国ETRI
16:40-17:00
「RTCの実装へ向けて」
 リック・ウォレン、リアルタイムイノベーションズ社 リードエンジニア
17:00-18:00
 パネル討論

■CORBA/eとMILSセミナー:分散リアルタイム組込みシステムとクロスドメイン・ソリューション
6月28日(木)
午前は、組込みシステムのための新しい分散ミドルウェア標準=CORBA/eの機能を解説し、サイズと性能をデモで明らかにする。午後は、Multiple Independent Levels of Security (MILS)アーキテクチャと関連標準へのOMG内外の取組みをテーマに、MDAのセキュリティポリシーへの拡張を議論する。
<CORBA/eワークショップ>
09:10-10:00
「分散リアルタイム組込みシステムのためのCORBA/e」
 ヴィクターギディングス、オブジェクティブインタフェース社上級プロダクトエンジニア
10-15-11:15
「SBCアプリケーション向けRTE CORBAの最適化」
 スティーブ・ジェニス、プリズムテック社、開発担当上級副社長
11:15-12:00
「JTRS SCAとCORBAについての神話と現実」
 スティーブ・ベルニエ、CRC (Communications Research Centre) SDRプロジェクトリーダー
註:SCA (Software Communications Architecture)はJTRS (Joint Tactical Radio System)プログラムの委託のもとにMSRC (Modular Software-Programmable Radio Consortium)が開発したソフトウェア無線の技術規格。


<MILSワークショップ>
13:00-13:30
基調講演(TBA)
13:30-14:15
「CDS/MLSシステム構築のためのインフラストラクチャ、MILS」
 ベン・カローニ、ロッキードマーチン社 ソフトウェアセキュリティ担当フェロー
14:15-15:00
「MILSアーキテクチャ」
 ゴードン・ウチェニック、オブジェクティブインタフェース社主席エンジニア
15:15-16:00
「MILSを基盤とした高信頼システムの構築」
 セバスティアン・スターマン、プリズムテック社セキュリティ製品/ソリューション担当ディレクター



[No.5, 4/27/2007]

1. 「SysML とシステム工学支援環境の動向」 調査レポートを発行しました
機械、電気、通信、環境、経営など、製品設計には様々な設計要素が関係し、それらを総合して最適化する手段が求められてきました。航空や自動車産業の強いニーズを背景に、システム工学とソフトウェア設計表記法(UML)が融合して2006年5月に生まれたSysML(システム工学モデリング言語)は、システムの境界を越えて存在する「要求」を客観的にモデル化することに成功し、ハードとソフトの境界を越えた「システム」の設計を初めて実現するものとして熱い注目を集めています。
日本初となる本レポートは、海外の最新情報をもとに、SysMLの背景、機能的内容、サポート製品、応用分野についての現状と動向を分析し、OMG SysMLチュートリアル (日本語)などの付属資料付です。日本のものづくりの伝統を次世代につなぐものとして今後の設計/開発の指針にぜひお役立てください。

2. 「ビジネスプロセスの標準」「OMGのBPM標準化」(ポール・ハーモン著『BPTrends』)の翻訳記事を公開しました
オブジェクトテクノロジー研究所のライブラリにおけるビジネスプロセス/ルールのコーナーにおいて、『BPTrends』のアドバイザーコラム「ビジネスプロセスの標準」「OMGのBPM標準化」(ポール・ハーモン著)をBPTrendsとの特約のもと翻訳・公開しております。

3. MDAテクノロジーフォーラム(MTF) :2007年5月10日(木)開催
「ソフトウェアテストと品質保証 ─ モデルのテストとテストのモデリング」

SOAやハイブイリッドシステム開発など、テスティングへのニーズが高度化する中で、品質と生産性を保証するテストはどのようなものでしょうか?本セミナーはプロジェクト管理者、アーキテクト、テスト技術者、組込み技術者、技術企画/研究担当者などを対象に、ソフトウェア工学とモデル駆動開発(MDD)にからむテストの技術や問題を、手法やレベルごとに総括的に整理していただくことを目標としています。
ライフサイクルと品質保証、形式手法、サービスのテスト、Eclipseなど、幅広いテーマでモデル駆動テスティングの現在に迫ります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。



[No.4, 4/11/2007]

1. OMG TCミーティング (サンディエゴ)・レポート<速報版> − BPDM を採択、BPMN と合体して BPMN 2.0へ
3月26日から30日にかけて行われたOMGのサンディエゴ・TCミーティングでは、懸案の BPDM や Model-Level Test and Debug の採択勧告、SOA コンソーシアムのキックオフなどが行われました。まず主要な決定事項を<速報版>でご紹介します。

2. SOA コンソーシアム・ミーティング資料公開
サンディエゴ TCミーティングではSOAコンソーシアムも開催され、3月に開催された一連の「SOAエグゼクティブサミット」で展開された議論が、リチャード・ソーリー事務局長(OMG会長)から紹介されました。内容はWeb放送でも知ることができますが、ここではソーリー事務局長、ブレンダ・ミケルソン女史のプレゼンテーション資料の邦訳を公開しました。ユーザー企業のIT幹部の声が聞ける興味深い内容です。

3. MDAテクノロジーフォーラム(MTF) 第VI期第1回:2007年5月10日(木)開催
「ソフトウェアテストと品質保証 ─ モデルのテストとテストのモデリング」

今年1月に開催されたソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)で、エド・ヨードンが述べたように、今日ほどんどの企業は (望まないままに)ソフトウェアの上でビジネスを展開しているという意味で「ソフトウェア企業」となっています。そのリスクと付き合うために、ソフトウェア・テストの考え方も取り組み方も新しいものが必要になっています。モデル駆動は、この新しいテスティングの基本となるものでしょう。
本セミナーではライフサイクルと品質保証、形式手法、サービスのテスト、Eclipseなど、幅広いテーマでモデル駆動テスティングの現在に迫ります。

4. OMGとUML教育研究所、BPMプロフェッショナルの資格試験開発を発表
OMGとUML教育研究所(UTI)は3月28日、OCUP (UML)、OCRES (組込み)に続き、BPMのプロを認定する国際的な認定資格試験プログラムを開発していくことで合意し、4月1日に発表した。計画では、1) ビジネス・プロセスの定義、改善、自動化に携わるビジネス・アナリスト、アーキテクト、2) ビジネスモデルの実装方法を扱うソフトウェアデザイナーを対象とする、計5つの資格で構成される。



[No.3, 3/26/2007]

1. 「SOAエグゼクティブ・サミット」 オンディマンドWeb放送提供中
SOAコンソーシアムの設立は前号でお伝えしましたが、2月末、同コンソーシアムが米国数都市で開催した「SOAエグゼクティブ・サミット」のもようがWeb放送で公開されました。SOAプロジェクトの成功のために何が必要かを中心に、世界的ユーザー企業のITリーダーたちが議論します。日本との距離を知るためにも必見です。

2. OMG サンディエゴTC Meeting 直前情報 (3)-金融 (FDTF)とBPM (BM&I DTF)
SOAの進展と密接な関係にあるのが、今回ご紹介する、金融とBPM2つの作業のグループです。これら2つのグループの活動の背景、当面の課題と審議中の重要仕様などを紹介しています。BPM作業グループにおけるBusiness Process Definition Metamodel (BPDM)、Business Process Maturity Model (BPMM)のプロセスもいよいよ大詰めを迎えています。

3. BPMNリソースページ日本語版公開
OMGでは重要技術に関する情報とリンクを満載した資料ページを公開していますが、SysMLに続いてBPMNの日本語ページを公開しました。日本語版では、Wikipediaでの「BPMN」解説も掲載しています。

4. 「OMG の技術普及プログラム」のページ公開
オープンな標準技術を普及促進するために、OMG では様々なプロジェクトやプログラムを行っています。MDAの認定サービスプロバイダー制度を含む「MDA Fast Start」、国際的な法令データベース構築プロジェクト「ORCA/C-GRID」、そして日本のUML教育研究所との提携で推進されているOMG認定技術者資格プログラムは3月15日新たに組込み技術者資格を加えました。

5. 日本語版「OMG認定組込み技術者資格試験(OCRES)」配信開始
昨年12月英語版の配信が開始された「OMG認定組込み技術者資格試験(OCRES)」は、このほど日本語版が完成し、3月15日から日本語での受験が可能になりました。UMLの組込み/リアルタイム設計、CORBA/eの分散システム設計を対象としており、OCUP (UML)-Fundamental資格者には、OCRES IntermediateおよびAdvancedの受験が可能です。



[No.2, 3/10/2007]

1. SOAコンソーシアム発足…OMG発表リリースの全文
2010年までにグローバル1000社クラスの企業がSOAの導入を完了するのを支援すべく、エンドユーザーとベンダーが結集した推進グループが発足しました。OMGはUMLのサービスメタモデル仕様(UPMS)を中心にMDAによるSOAサポートを強めています。


2. OMG サンディエゴTC Meeting 直前情報 (1)-分析/設計TF

OMGのTC Meetingが3月26日から5日間、カリフォルニア州サンディエゴで開催されます。大小40あまりの作業グループのミーティングやワークショップが開催されます。数多い活動の中から、今回はUMLの生みの親である分析/設計タスクフォース(ADTF)のアジェンダの注目点を解説します。

3. MDA4ET 開催報告
2月21日、東京にて開催されたMDA Technology ForumのET特集 (MDA4ET)では、組込み開発をリードする講師と参加者により、活発でハイレベルな議論が展開されました。講演とパネルの概要をお伝えします。

4. 「OMGとサービス指向アーキテクチャ」OMGによる技術解説を日本語化
OMGは、SOA SIGを発足させ、SOAコンソーシアムに参加するなどSOAにおける標準化団体としてのリーダーシップを強化していますが、OMGのMDA標準体系がどのようにSOAとマッチするのかについてまとまった見解を発表しました。日本語訳をこちらでご覧ください。

5. OMG イベントカレンダー
UML & AADL 2007 - 12th IEEE Intl Conference on Engineering Complex Computer Systems

☆ OMG Technical Meeting
  • March 26-30, 2007; San Diego, CA USA



[No.1, 2/16/2007]

1. MDA4ET開催迫る!2月21日
「組込み開発・管理におけるモデル駆動の現状と課題」を徹底的に議論する1日セミナー(東京・麹町)

2. 「組込みソフトウェアにおけるモデル駆動:課題と挑戦 (3) - 組込み/リアルタイム技術における標準」(by 鎌田 博樹)
<要約>日本のデジタル家電が半導体を含めたIT世界をリードする、というシナリオが幻に終わったことは誰の目にも明らかであろう。ソフトウェア開発基盤を欠いたハードウェア重視は、航空戦力の支援を欠いた“大艦巨砲主義”の轍を踏むことになる。ではソフトウェアにおいて技術的リーダーシップを失わないためにはどうしたらよいか。答は実装にあらず、モデルとアーキテクチャにあり、独自化せず、逆にオープンソース化すること。成功例はコンピュータビジネスにおけるIBMであると説く。◇

3. 『オブジェクトレポート』ニューズレター・オンライン版復刊
1992-2002年に発行されていたニューズレター『オブジェクトレポート』が復刊されることになりました。国際的なエディトリアル・ボードのサポート、各国のオンラインメディアとのネットワークのもとに、タイムリーで先端的な情報をお届けしていきたいと考えております。旧『オブジェクトレポート』は開発技術、プラットフォーム技術を中心にカバーしていましたが、新『オブジェクトレポート』では、EA、SOA、ビジネスプロセス、組込み、システムエンジニアリングといった応用分野を中心にする予定です。◇

5. OMG イベントカレンダー
OMG's Third Annual Software-Based Communications Workshop : Realizing the Vision

  • March 5-8, 2007; Fairfax, VA USA
OMG’s First Software Assurance Workshop : Working Together for Confidence
  • March 5-7, 2007; Fairfax, VA USA
☆ OMG Technical Meeting
  • March 26-30, 2007; San Diego, CA USA