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[ 日本初のレポート ]
モデル駆動組込み標準
 
書籍紹介

『UML 2.0仕様書/2.1対応』

『UML 2.0仕様書/2.1対応』
 著者:オブジェクト・マネジメント・グループ(OMG)
 監訳:西原裕善
 協力:オブジェクトテクノロジー研究所
 発行:オーム社
 B5判・912頁 定価:\8,800(税別)
 発売:全国書店
 
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【解題】
待望されていたUML 2.0の日本語版が完成し、11月28日、全国書店にて発売されることになりました。本書は、2006年4月に改訂された最新のUML 2.1のインフラストラクチャ、スーパストラクチャを完訳したものです。本書の翻訳は、日本アイ・ビー・エムのスタッフによって行われ、同システムズエンジニアリング(株)シニアITアーキテクトの西原裕善氏が監訳されました。
2004年夏、OMGによって公式化されたUML 2.0は、それ以前のUML 1.5を大幅に拡張することにより、モデル駆動コンピューティングを実現する基盤的な標準としての地位を確立しました。2005年以降には、ほとんどのモデリングツールが2.0記法をサポートし、全世界のITアーキテクト、開発者、システム管理者、組込みソフトウェア開発者はもとより、ビジネスアナリストに至るまで、幅広く利用されていますが、仕様書日本語版の刊行により、正確で高度なモデルおよびモデリングが普及することが期待されます。 OMGのUML技術者認定試験OCUPは、2.0をベースにしており、特にIntermediateおよびAdvanced試験は、2.0レベルの知識が必須とされていただけに、日本語版の刊行はソフトウェア技術者にとっての朗報となるでしょう。

*UMLのバージョンについて
UML 1.1は1997年にOMGから刊行されました。その後、1999年の1.3で成熟した標準となりました(日本語版はアスキーから刊行)。そのマイナー改訂版であるUML 1.4.2はISOに提案され、ISO/IEC 19501として公式国際標準となっています。UML 2.0のための大幅改訂作業は、2001年から開始され、OMGとしては異例の長期にわたる検討の末、2004年に正式化されました。しかし、提案された仕様の原型は1年以上前から公表されており、「UML2対応」を謳った製品や書籍は2003年には登場していました。
OMGでは、標準が採択されると同時にFTF (Finalization Task Force)およびRTF (Revision Task Force)を設置して校訂・改訂作業を行っています。完璧を期すとはいえ、仕様には少なからぬ誤字、用語の不統一、不正確ないし曖昧な表現が含まれており、また実装製品の相互運用性を確保するために、より詳細な記述の必要性が、仕様書の発行以降に判明することもあるためです。2.0仕様に関しては、数十ページ広汎な校訂・改訂が行われ、2006年4月に2.1として公開されました。今回の出版は、2.1をテキストとしており、2.0仕様の最も完全なバージョンと言うことが出来ます。


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